小学校に入り、自分の子供が学習障害だと発覚するケースが増えているという。
学習障害の場合、知的な障害は見られないものの、文字を読んだり書いたりすることに対して困難を伴うことがあるため、未就学児童の場合には発覚しないことが圧倒的に多いのだ。

しかし、小学校へ入学すると他の生徒と一緒に読み書きを学ぶことになるため、明らかな遅れや著しいミスが見られ、その時にはじめて学習障害だと分かる。
例えば、子供の書いた文字が鏡文字になってしまう場合では、学習障害の可能性が高いと判断される。さらに、学習障害は高機能自閉症やアスペルガー症候群との関連性も指摘されるようになっている。
学習障害を抱える有名人として代表的な人物は、黒柳徹子さんだ。彼女の著書である「窓際のトットちゃん」には学習障害の顕著な傾向が見られるといわれている。

学習障害に関する研究は盛んに行われているため、子供時代に学習障害と診断された場合においても、きちんとした療育を受けることにより、その後改善できるようになった。また、学校では特別支援学級を設け、専門の訓練を受けた教師が学習障害の子供の対応に当たっている。

このように、学習障害の子供を取り巻く環境は変わりつつあるため、正しい療育や支援を受けることで、その後、劇的に学習障害が改善するケースも多いのだ。
大切なことは、早期に親が子供の学習障害に気づき、適切な治療を受けることが学習障害の克服のために必要なことであると考えられている。